色の資格って何があるの?

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色の資格って何があるの?

美容師さんやネイリストさんなど、美容業に携わる人と相性のよい「色の資格」にはどんなものがあるのかご存知ですか?

メリットだらけの色の資格。

感度の高い方は続々と資格取得にチャレンジしていますがまだまだ実際のところ

よくわからない!

何から始めたらいいかもわからない!

そんなお声が多いのも事実。

今回はそんなよくあるご質問にお答えします。

美容師まるちゃん

やすこさん!
最近、色の資格が気になります。
でも調べれば調べるほど色の資格って似たものが多くてどうしていいかわかりません。。

まるちゃんさっそく調べて行動するなんて素敵!
色の資格は似たような名前も多いから迷っちゃいますよね。
どんなふうにサロンワークで活かしていきたいのかしら?

美容師まるちゃん

やっぱりヘアカラーですね。
あとはパーソナルカラー診断も流行っているから答えられるように基礎知識をつけたいです!

私たち美容師の仕事は人を相手にするからやっぱりパーソナルカラーの知識は必須です。
あと髪色の知識も併せて学ぶといいですよ。

美容師まるちゃん

そんなにたくさんできるか不安です。。

大丈夫!色の勉強は範囲がまたがっていることも多いので並行して勉強するのはおすすめですよ。
とはいえまずは何が必要か、それを知るために自分の理想の働き方やターゲット層なんかを深掘りしてみてね。

文部科学省後援ATF色彩検定


まずは色の資格と言えばまずこれ!

ATF色彩検定

https://www.aft.or.jp/

1990年からスタートし累計150万人以上の方が受験した文部科学省後援の由緒ある検定です。

3級、2級、1級(上級)、UC級とあります。

サロンワークで必要な知識は主に3級と2級です。

ただし、今後色に特化した活動を展開するなら1級は取った方がいいです。
なぜなら仕事を依頼する際、2級の講師と1級の講師なら1級取得者の方を選ぶ!と恩師に言われ「なるほど」と思ったからです。

あと、色覚特性と言って年齢や先天性や後天性で色の見え方が一般の方と異なる人の特性や、ピクトグラムなどのユニバーサルデザインを学べるUC級は役に立ちます。
私自身、母親が日頃から電気を眩しがったり見えづらいと訴えることが多く、それを理解したいと勉強しました。
結果として相手を思いやれたり、何かあっても工夫して対処出来るようになりました。

目の特性を知ることは多くの世代のお客様に携わる仕事には必須の知識です

色彩技能パーソナルカラー検定®︎

NPO法人 日本パーソナルカラー協会の色彩技能パーソナルカラー検定®︎

NPO法人日本パーソナルカラー協会
NPO法人日本パーソナルカラー協会 仕事に活かせる色彩の検定です。色の知識を学び資格をとるなら色彩技能パーソナルカラー検定(R)。テキスト販売、講座・検定のお申込みは当サイトから行っております。

2001年設立。
色彩技能パーソナルカラー検定®︎は2004年より実施され最も歴史あるパーソナルカラー検定です。

人への色のアドバイスや活用法を身につけて、色の見極める力を鍛えるなら断然おすすめです。
体系的な理論で人への色の効果を身につけてられますし、表現力や語彙力がアップしてお客様満足度が上がります。

モジュール1、モジュール2、モジュール3全てに受かるとパーソナルカラーアドバイザー®︎の称号が得られます。
その先、ドレープ(色布)を使って人への「似合う」を分析するアナリストとしての道と、人に教える講師への道も選べるので活動の幅も広いのが特徴です。

ヘアカラーマスター検定

ヘアカラーマスター検定

ヘアカラーマスター検定協会(ICHM)...
ヘアカラーマスター検定協会(ICHM) | ヘアカラーマスター検定受験申込 | 公式テキスト・ヘアカラーチャート... ヘアカラーマスター検定協会の公式ホームページです。ヘアカラーマスター検定は理美容師や色彩講師を対象に、ヘアカラーに特化した色彩学・毛髪科学・香粧品科学・心理学・...

髪の色に特化した検定です
毛髪化学やカラー薬剤の特徴、色彩心理による人への印象、人への似合わせなどたいへん実務的な内容です。
3級、2級、1級とあります。

ライフケアカラー検定

ライフケアカラー検定

一般社団法人 日本カラーコーディネーター協会のライフケアカラー検定は生活の質を高めるための実践的な色使いが学べます。

日常生活と色が絡んだ内容なので自分自身にも役立ちますしお客様との会話に取り入れるととても喜ばれます。

以上が現役美容師でパーソナルカラーリストの私が実際に取ってよかった!と思えて美容師さんにおすすめ出来る色の資格でした。

まとめ

いかがでしたか?

まだまだ他にも色彩関係の資格はありますが、美容師さんやネイリストさんなど美容業界の方に必要なのは

「人へ及ぼす色の効果」

「配色によるイメージ」

「色の心理効果」

この辺りではではないでしょうか?

人への見え方なら、まずはパーソナルカラーがいいです。

でももっと理想的なのは、パーソナルカラーの勉強と並行して色彩検定3級も勉強するとググっと理解が深まりますよ!

やすこ

今後はもっと深く色彩心理学を知りたい!と思っています。
やはり相手が選ぶ色や発言にも色の性質が現れるのでとても興味深いんです!

目に映る全ての景色に「色」は存在します。

その色の属性や心理的特徴、配色のルールを理解すると今までの「なんだか違う」「なんだかかわいいけど説明できない」が一気に解決します。

お客様のなりたい印象を色で叶えることも出来ますし、カウンセリングもしやすく満足度が上がりリピート率も向上します。

そして何より、パーソナルカラーを身につけると自分自身の見た目が健康的で美しくなり印象アップしてお客様への信頼性と安心感を与えます。

ターゲットの層に対してふさわしい色選びが出来ていないことで、自分の表現したいことが誤解されてはもったいないです。

第一印象が決まるのは0.2秒、とも言われている今。

会った瞬間、記憶に残るのは色。

今一度、「色」に向き合ってみませんか?

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